Webライターから図解デザイナーへ!在宅ワーママがキャリア転換して成功した秘訣
勇気を出して在宅ワークに挑戦したものの、
・在宅ワークを始めたてで、この職種があっているのかわからない
・実際に仕事を始めてみたものの、低単価で疲弊している
という方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、図解デザイナーとして活躍中のしろいろさんにお話を伺いました。
しろいろさんは、年中の男の子と小学1年生の女の子のママ。
在宅ワーク歴3年目で、Webライターから図解デザイナーへキャリア転換されました!
図解とは図やイラストを使い、短いことばで分かりやすく説明したもので、プレゼン資料やスライド作成などに使われます。
しろいろさんは、キャリアを変更しつつ、自分の強みを活かして活躍されており、ヒントになるお話が盛りだくさんです!
1、子どもがたびたび熱を出す……。副業でWebライターをスタート!
本日は、よろしくお願いいたします!
最初に自己紹介をお願いできますか?
しろいろと申します。
子どもは年中の男の子と、小学1年生の女の子がいます。
現在は図解デザイナーとして、企業からの図解やスライド作成をメインに活動しています。
副業期間も含めて、在宅ワーク歴は3年目です。
よろしくお願いいたします。
在宅ワークを始める前は、何のお仕事をされていましたか?
コールセンターの仕事をしていました。
でも、子どもが熱を出すことが多く、そのたびに「休ませてください」と連絡するのが億劫で……。
時間を柔軟に使える、自分に合った在宅ワークがないかを調べたとき、最初に見つけたのがWebライターでした。
Webライターならすぐに収入が得られますし、文章力も鍛えられます。
まずは副業でWebライターを始めました。
突然の体調不良だと、対応も難しいですよね。
Webライターを始めて、最初にどんなことをしましたか?
ブログを開設し、とりあえず10記事書きました!
ライティングの経験も知識もなかったので、自分で記事を作り、仕事に応募する際の見本にしようと考えたんです。
見本がないと「どんな文章を書けるの?」とお客さまも判断しにくいですが、見本があれば文章力や表現力を見極める材料になります。
見本の10記事をもとに、オンライン上でお仕事を受発注するクラウドソーシングでWebライターの仕事に応募していきました。
自信はありませんでしたが、「分からなくてもなんとかする」を意識して実践しました。
自分で見本の記事を作ったからこそ、お仕事につながっていったんですね。
はい。
クラウドソーシングで初月に3万円を達成したのをきっかけに、本業のコールセンターの仕事をやめてWebライターにシフトしました。
2、Webライターからデザインへ挑戦!きっかけはウィズママの企画
本業を辞めるほど順調だったのに、どうしてWebライターからデザインに挑戦されたのですか?
きっかけは、Webライターの仕事に伸び悩んでいた時期に、ウィズママで行われた『インスタ運用企画』に参加して、デザインに対する考えが変わったことです!
インスタ運用企画は、4つのチームに分かれて『実際にInstagramのアカウントを作って運用する』というウィズママ内の企画でしたね。
しろいろさんは、何を担当されましたか?
投稿画像のデザインを担当しました。
実は、以前からデザインに興味はあったんです。
ただ、デザインは専門スクールで勉強するイメージが強く、未経験から仕事にできるとは思えませんでした。
でも、企画なら仕事と同じ体験ができる貴重な機会だと思い、参加を決めました。
デザインの勉強をしたことはありませんでしたが、「まずはやってみよう!」と挑戦しましたね。
実際にやってみて、いかがでしたか?
やっているうちに、「やっぱりデザインは楽しい」「好きだな」って。
デザインの勉強はしていなかったものの、本を見て実践し、分からないところを探しながら自力で学んでいきました。
インスタ運用企画が終わると、「デザインの仕事に挑戦しよう」とすぐに仕事に応募したんです。
そこで初めてデザインの案件を受注でき、「デザインの道に進もう!」と自信がつきましたね!
3、図解30日間投稿にチャレンジ!
そこから、デザインの道へ進まれたのですね!
デザインの中でも、『図解』を専門にしたのはなぜですか?
図解なら自分でも始めやすそうだし、過去の仕事も活かせると思ったからです!
デザインの仕事といえば、商品ページやお知らせなどで見かけるバナー広告をイメージしていました。
でも、本格的にデザインの勉強をしたことがない私には、ハードルが高いと感じて……。
X(旧Twitter)で情報収集をしていく中で、図解デザイナーとして活躍している方がいることを知りました。
図解は、デザイン性よりもイラストや文章で分かりやすくまとめる力が求められます。
専門的なツールを使わなくても作れるし、ライターの経験も活かせそうだなと思い、「私ならできる!」と図解デザインを専門にしようと決めました。
当時、図解デザイナーの間で、Xで図解を30日間連続投稿することが流行っていました。
このとき私は抱えている案件もなく、「今ならやれる」と思い、経験や実績を積むためにもチャレンジしたんです。
▼実際のポストがこちら!
当時、私もXの投稿を見ていました!
行動力がすごすぎます!
毎日投稿するのは大変ではなかったですか?
毎日準備が必要なので、かなり大変でした(笑)
それにライティング記事とは違って、デザインでどう分かりやすく伝えるかが難しかったですね。
でも、30日間投稿をがんばったおかげで、Xのフォロワーが500人くらい増えたんです。
フォロワー数が伸びたのはすごくうれしかったし、自信になりました!
直接お仕事には結びつきませんでしたが、投稿した図解をもとに案件に応募し、仕事を受注できました。
しろいろさんの図解はどれもクオリティが高く、お客さまにもしっかり技術力が伝わると思います!
4、強みを活かして収入アップ!
図解デザイナーになってからの収入を教えていただけますか?
今は月に30万円ほどです。
でも、3ヶ月前までは、なかなか月収10万円の壁を超えられませんでした。
収入がぐんと上がったのは、個人事業主のお客さまから自分の強みを活かせる法人のお客さまにターゲットを変えたからです。
もともと、個人事業主やインフルエンサーからの図解やスライド作成の依頼がメインでした。
作業量が多く、中には3日で100枚のスライドを作成するといった納期が短すぎる依頼もありましたね。
また、デザイン性よりもバズることが求められ、プレッシャーもすごくて……。
「これで収入が上がっても、仕事に追われて生活的にも精神的にもボロボロだな」と思い、続けられませんでした。
たしかに。家事や育児もありますもんね。
そこで、自分の強みをあらためて考えてみました。
私の強みは納期の早さよりも、デザインの幅広さです。
たとえば、私は図解だけでなく、スライドやInstagramの画像、ホームページ作成などができます。
マーケティング会社やWeb制作会社のほうが幅広くデザインできる人材が求められると思い、ターゲット層を法人にしぼって応募しました。
なるほど!
強みに合わせてお仕事を変えたのが、単価アップにつながったんですね!
収入が増えたことで、心境の変化はありましたか?
とりあえずやってみれば、いつか成長につながると自信がつきました!
ライターの経験やXの30日間投稿も、最初はうまくいくか分からず、不安を感じることもあったんです。
でも今は、できるかどうか分からなくても、「まずはやってみよう」と考えられるようになりましたね!
5、過去の経験も今につながる!まずは、やってみよう!
最後にしろいろさんから、「在宅ワークに挑戦しているけれどうまくいかない」という方へメッセージをお願いします。
在宅ワークを始めたばかりだと、「自分には無理かも」と感じることもあるかもしれません。
でも、続けることで力がついてきます!
失敗しても、なんで失敗したのか改善すれば成長につながりますし、過去の経験も今に必ず活きてきます。
私も同じように不安を抱えていたので、過去の自分には「まずは、何か行動しなさい」って言いたいですね!
たとえ収入につながらなくても、記事や図解の練習をしたり、仕事に応募したりと、まずは行動してみてほしいです。